会長挨拶

例年5月に開催される総会ですが、今年度は書面決議を余儀なくされました。事業方針や予算等について、ご説明または議論する機会がなかったことは残念でなりませんが、提案どおりにご承認いただき、令和2年6月より新体制がスタートしております。

さて、新型コロナウイルスの感染が日本で始めて確認された今年1月中旬頃、このような事態に陥ると誰が予想できたでしょうか。今や全世界に感染拡大し、経済及び社会活動に甚大な被害を与え、私たちの生活を取り巻く環境が一変されました。

3月からの臨時休校はとうとう5月中旬まで続きました。勉強面の遅れはもちろん、楽しい思い出となるはずの学校生活や部活動は大きく制限され、各種大会等の中止・延期により成果を発表する機会を失い、生徒に無力感とストレスを与えたことは容易に想像できます。


また、第3次産業が中心である本県の経済を直撃し、多くの会員が収入減等、普段の生活に支障をきたしており、生徒の進路に影響を与える懸念があります。

私たちのPTA活動においても、研修会や交流会等の中止が相次ぎ、単位PTAの皆さまも頭を悩まされていることとお察しします。

このような状況の中、PTAとして何ができるのか、大きな壁に直面していますが、「子供たちの健やかな成長を促すこと」が私たちPTAの大きな役割であり原点です。これまで同様、親御さんはもちろん熱心な先生方と共に、愛情深くときには厳しく見守りながらサポートすることが大切です。その取組の暁には、きっと逆境に打ち勝てる、困った人には助け合い、寄り添える心を備えた生徒を育んでいけると信じています。

その他にも、貧困や奨学金返済、大麻等薬物使用、スマホやSNSの正しい使い方、学校現場では、PTA事務や役員の負担軽減、教職員の働き方改革等々、課題は山積しています。簡単に解決する問題ではありませんが、お互いに知恵を絞り合い、一致団結して一歩一歩前進していきたいと思います。

高P連としても、課題やご意見に真摯に向き合い、行政や関係機関と情報共有を図りながら連携を密にしていけるように努めてまいりますので、みなさまもお力添えいただけると幸いです。新しい生活様式のように「新しいPTA活動の在り方」を模索する機会だと捉え、共に学び合いながら、楽しく明るいPTA活動を一緒に展開していきましょう。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
沖縄県高等学校PTA連合会
会長 宮里 憲