第1回いじめ防止標語選考審査結果報告

1 審査日時平成29年1月20日(金) 13時~ 八汐荘4階会議室
2 応募数8校523作品
3 審査結果
最優秀賞
「話してみよう伝えるために言葉がある」
田原実可子(那覇工業高等学校3年)

優秀賞
「その言葉鏡の中の自分にも言える?」
仲宗根翼(那覇工業高等学校3年)

「いじめで失う1つの命仲間で支える1つの命」
久保田竜成(コザ高等学校2年)

優良賞
「君のやさしさが1人の人生を変える」
又吉明(中部農林高等学校1年)

「気づいてあげよう友達からのSOS」
大城里々香(宜野座高等学校3年)

学校賞コザ高等学校(応募多数)

4 審査講評
今回は、8校から523点の作品が、集まりました。多数の応募ありがとうございま
した。
最優秀作品「話してみよう伝えるために言葉がある」は、言葉の持つ重要性に
着目した点が良い。いじめられている人は実態を他人に話すのが怖い。
それでも、話さなければ何も伝わらない。言葉によって世界が変わる可能性を信じ、
辛い思いを主体的に語っていこうと優しく促す。
今回の入賞作品に共通していたのは、言葉に対するこだわりであった。
高校生は自分自身と会話ができる。自らの発する言葉を受け取る側はどう感じるか、
相手はどんな気持ちで自分に言ったのか。常に主体と客体の両立場を意識しながら言葉を捉える。
苦しみを言葉に表すことで、わずかに心が軽くなることもあろう。
しかし、中には言葉にできない人もいる。そんな人を救うのは、周囲の気付きである。
大切なのは優しさだ。優しさがあるから気付きがあり、一人の気付きは仲間の連帯に繋がる力を秘めている。
優しさを発揮するには勇気が要るが、勇気を出して行動することが難しくも何より重要だ。

【更新日時: 2017年03月10日】

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