会長挨拶

 はいたい。ぐす~よ~ちゅううがなびら。

会員の皆さまにおかれましては、日頃から県高等学校PTAへの御理解、御協力を賜り学校・地域・家庭などで様々な役割を果たされていることに深く敬意を表します。

Withコロナの時代を迎え、令和4年度からは各単位PTAに於かれましても、コロナ禍前の活動が徐々に取り戻されてきていることだと思われます。

渦中に於いて私たちは活動を立ち止まざるを得ない状況に追い込まれたからこそ、再度これまでを見つめ直し、見えてきた事もあると思います。

時代は、これまでの学校教育の「教える主体」から「学び主体」へ変化し、国の施策であるGIGAスクール構想により生徒たちの学ぶ環境も大きく変容し、親世代の大人は多くの理解と「知る」探求が必要となってきました。

 教育指標である『自らから考え、判断し、失敗を恐れずに実行したことに自信と責任を持つ』これは生徒だけではなく、私たち大人にも「しっかりできているか?」と初心忘れるべからず社会人としての心得を再認識するものだと感じます。

また、近年課題となっている「働き方改革」「教員不足」についても、解決の手立てとなる一歩が個々が他人事ではなく自分事と捉え、共に考え学校・地域・家庭と連携し合うことで課題解決に繋がるものと思われます。


これまでの固定観念に囚われない新しい発想も取り入れながら、PTAとしても、これまでとこれからをうまく融合しながら多様性の時代へ臨機応変に対応していきたいものです。

変化の激しい時代に於いても、いつまでも変わらない不変のものは「子ども達への深い愛情」です。

 心豊かに、グローバルな時代を担っていく子ども達の学びの場、成長の場を応援するべく
PTAという組織の強みを活かした正に新時代に向けて、その一歩を漕ぎ出し始めた今、これまでの活動に工夫を加え多様性の社会に対応し、子ども達のために支援・貢献へと繋がるよう共に手を携え繫がり合い、支え合い、魅力ある活動へと繋げていきましょう!
かなさわらびんちゃ~のために、ゆたしくうにげ~さびら。
(愛しい子どもたちのために、よろしくお願いいたします。)

沖縄県高等学校PTA連合会

会長 下地 イツ子