九州地区高P連調査広報委員会では「広報紙作成に関するアンケート」を30年度に実施しました。このアンケ-トは5年ごとに実施しており、九州各県の広報紙に関する取組状況を基に課題を洗い出し、結果を周知することで、皆様の広報活動を推進することを目的としております。参考にしていただき、次年度の活動へ繋げてください!!
調査広報集計表

*黄色の部分は別にグラフを作成しております。
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今回の「広報紙作成に関するアンケート」については、九高P連加盟の569PTAを対象に調査を行い、509PTAから回答をいただきました。
回答率は89.5%でした。ご協力いただきました各県連会長、調査広報委員長、事務局の皆様に感謝申し上げます。
質問は、11項目でしたが、学校規模の影響が出やすい項目については集計表から省かせていただきました。
また、調査結果については、表1の着色した4項目について分析しました。
特記事項として、各校の発行部数を精査したところ、会員数の数倍~10倍超の部数を発行している学校があり、地域や中学校等に強力な情報発信をしている様子が想像できました。
九州各県 学校PTA新聞発行率・HP掲載率
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○学校PTA新聞発行率について、九州全体で87%であった。
○PTA新聞の発行については、各県連の構成(公・私立高校や特別支援学校)等の影響も考えられる。
○学校PTA新聞のホームページへの掲載については九州全体で11.4%であり、各県の情況に差はみられなかった。
○HP掲載が進まない原因として、次のようなことが考えられる。
・単位PTAでネット環境が整っていない。掲載しているPTAは学校のHPに張り付けているのが実情。
・HPは不特定の人が閲覧することから、個人情報保護に慎重になる傾向がある。
・多くの学校・PTAでは新聞等への写真等の掲載許可を年度当初に取っている。一部に許可しない保護者もいることから学校職員が新聞(特に写真)のチェックをしているケースがある。
年間発行回数

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○九州全体の平均発行回数は2.4回。2回と3回で全体の77%を占めており、学期に1回程度の発行回数になっている。
○熊本県は4回発行のPTAが三分の一以上で突出している。
○回数には校種による違いがあることも考えられる。
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1部発行あたり編集委員会

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○1部発行に係る編集委員会開催回数は、九州平均で3.4回であった。
○なおも多いのは3回で全体の四分の一以上になっている。次いで多いのは5回以上で、福岡県と沖縄県ではこの区分が最大である。
○表4中、赤字は最大値、青字は2番目の値を示している。最大値と2番目の値が隣り合わせになっていない県が多い。
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新聞コンクール参加状況

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○各県で行っている新聞(広報紙)コンクールへの参加率は、九州全体で57.6%で半数を超えている。
○参加率は県によって差があり、最大は福岡県の72.4%、最小は佐賀の32.4%であった。
○参加しない理由をきいた。「期限に間に合わない」が多かったのは沖縄・宮崎・鹿児島・福岡の各県。「出し忘れ」が多かったのは長崎・熊本の両県。「興味がない」は大分と佐賀で多くなっている。
○コンクールは、各校がお互いに学びあい、理解し合う貴重な機会であり、参加を促す工夫が求められる。
県別 新聞コンクール参加率

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新聞コンクール不参加理由(九州全体)
